専門医コラム
2015/04/16
眼のために、寝るだけ健康法(口テープ睡眠)☆
起きて活動している間は交感神経(活動状態)、寝ている間は副交感神経(カラダを緩める状態)がそれぞれ優位な状態を交互に繰り返して我々のカラダはバランスを保っています。
しかし、寝ている間にカラダが緩まないと、カラダは緊張が続き眼科疾患をはじめとした様々な病気の出現に繋がります。
鼻呼吸と口呼吸
鼻の役割(空気洗浄器、加湿器、エアコン)を見直してみましょう。
鼻は、空気中のバイ菌やウイルスを取り除く、フィルターの役割をしています。 口呼吸では、それらが取り除かれず体内に入ってしまうため、病気になりやすくなります。
口呼吸では、口腔内に直接外気が入ります。加温されず乾燥した空気のため、殺菌・浄化の役割を果たしている「唾液」が乾燥してしまいます。口の中が乾燥しやすくなるため、プラークが蓄積しやすくなります。また唾液による自浄作用がなくなることから口の中の細菌の活動性が高まり、むし歯や歯周病のリスクを増大させます。また、脳に酸素がうまく取り込まれなくて、集中力が欠けたり、口が開いているので、舌が下がり、くちびるに締まりがなくなり、歯並びも悪くなります。良いことは一つもありません。
口呼吸チェック、以下あなたは大丈夫?
- 無意識に半開きになる。
- イビキをかく。
- 唇がカサカサ乾燥する。
- 口が「へ」の字の形。
- 唇を閉じると下アゴに梅干ができる。
- 前歯が出ている。
口を開いている→口呼吸→いびき→喉の乾燥・違和感→喉カゼの始まり という悪循環は断ち切れます!
昼間は意識的に鼻呼吸を心がけていても、睡眠時は無意識になりますので注意が必要です。そこで、眠っている間にしっかりと口呼吸を防ぐのが「口テープ睡眠」です。やり方は、口にテープを貼って寝るだけと簡単ですが、思った以上の健康効果が期待できます。口呼吸で寝ている人は、ぜひお試しください!
アトピーやアレルギーが酷い、近視がドンドン進行している子供さんにも推奨します。
こんな症状のある方にオススメ
- 朝目覚めたとき、のどが痛い、口臭が強い
- いびきをかく、または歯ぎしりをする
- 横向き、あるいはうつぶせ寝をしている
- 唇がカサカサになりやすい
- 鼻がつまりやすい、いつもグジュグジュしている
簡単で、テープ一つで出来る方法です。これなら続けでいただけると思います。
普段から慢性的な疲労感が強い方も是非お試しください。起床時の爽快感を感じて頂けるでしょう!
寝ている間に十分カラダが緩んでくれると、免疫力回復にもつながるため、風邪もひきにくくなります☆
毎日使うようですと、皮膚の弱い方は皮膚の荒れが気になるかもしれません。
医療用の肌に優しいテープをご希望者には当院で廉価で購入いただけますで、ご希望の方はスタッフにお尋ねください。
///////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////
おぐりクリニック https://oguriganka.or.jp/
〒526-0847
滋賀県長浜市山階町451
ネットショップ オピュール https://www.rakuten.co.jp/oland/
メールマガジンの登録はこちら
https://oguriganka.jp/p/r/1ug9kI8X