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お知らせ
2017/06/04
角膜強じん化は必要?
なぜ角膜強じん化(角膜クロスリンキング)をレーシックに併用する施設があるのでしょうか?
レーシック適応外の患者さんにレーシックを行う際に、角膜拡張症(ケラトエクタジア)などの重篤な合併症を起こしたくないためだと思われます。
では、そのような危険性のある患者さんに、角膜の柔軟性を無くして「固めて」までしてレーシックを行う必要があるのでしょうか?
レーシックの手術適応判断が重要
既にお伝えしたように、柔軟性のある顔の肌をわざわざ「薬で固めて硬くしたい」という女性はおられないでしょう。むしろ、「柔軟な柔らかな肌」を求めるのではないでしょうか? 理想は「赤ちゃんの肌」ですよね!
角膜も加齢とともに肌と同じで硬くなる傾向があります。若い未成年の方の角膜は「柔軟な柔らかさ」を持っているのに、加齢とともに硬さが増すのです。
「硬くなる」ことは皮膚でも角膜でも「老化」の一変化と考えて間違いないでしょう。
もちろん円錐角膜などの角膜変形を生じて視力が出なくなる病気には「固める」治療も必要であり、当院でも角膜クロスリンキングを行っております。しかし、正常な角膜にこの治療を行う必要はないと考えています。
そもそもレーシックで角膜の問題を起こす可能性が高い方にはレーシックを行うべきではありません。
レーシック適応外の方には、円錐角膜の方も含めて代わりの手段が現在では選択いただけるようになったのです! (レーシックを受けられないと言われた方へ)
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