お知らせ

2017/06/14

近視のデメリット①

近視は遠くが裸眼ではっきり見えない状態です。野生動物であれば、遠くが見えないということは天敵に負けてしまうことを意味します。「遠くが見えない」ということが近視の最大のデメリットであることは説明するまでもありません。

繰り返しますが、近視の症状は遠くをはっきり見ることができないことです。もっとも近視の程度によって見え方は人により様々です。

近視も強さによって遠方の見え方は様々です。近視が軽ければかなり先の遠方が見にくいだけです。近視の度合いが増すに連れてはっきり見える距離が近くに限られていくのです。

また、強度近視の多くを占める軸性近視の場合、裸眼では正視の方より網膜に映る像が大きくなってしまいます。凸レンズである老眼鏡を眼から離してかけると、通常の位置にかけたときより物が大きく見えます。若い方でも一度くらいは老眼鏡をかけたことがあるでしょう。物の大きさが正常より大きく見えたはずです。凸レンズである角膜や水晶体が正視の場合より網膜から離れていても同じことが起こります。

軸性近視で網膜像が正視眼より大きくなります。しかし、近視を眼鏡で矯正することで、凹レンズで網膜像が小さくなる効果で相殺されてかなり解消されます。近視を矯正するレンズを角膜頂点からおよそ15mm 離して装用すると正視と同じ大きさの網膜像が得られます。しかし、実際の眼鏡は視野の関係上12~10mm までレンズを近づけて調整されます。そのため網膜像が拡大される効果が完全には相殺されず、眼鏡をかけても網膜像は正視眼よりやや大きく感じられます。

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