お知らせ
2017/07/12
まれにおこる治療必要なレーシック合併症①
近視の戻り・低矯正・過矯正
現在のレーシックの治療精度は、コンピューター制御によりミクロン(1/ 1000 mm)単位でのレーザー照射調整が可能となっています。
しかし、どのような屈折矯正治療でも100%の精度で屈折矯正を行うことは現実的に不可能です。
特に術前検査時に、視力が不安定な方では正確な近視治療術量が確定できず、目標近視治療術量に誤差が生じる場合があります。そのため、おぐり近視眼科グループでは術前検査時間を多くいただいております。一度の検査で、正確な患者さんの屈折値(近視の強さ)が確定できない場合は、お手数ですが再度検査日を変えて再検査をお願いすることもあります。他院の検査より長く時間を都合していただき、ご不満につながる恐れもあるかと思います。患者さんに手間をお願いして恐縮ですが、精度の高い手術を行い、不要な再手術を避けて術後視力に最大の満足度に繋げる目的ですのでご理解の程お願い申し上げます。
また、治療後、近視が完全に矯正され正視の状態になっても、しばらくして度数が変化して、やや近視側にもどることがあります。(時期は個人差あり)
特に強度近視の人、ハードコンタクトレンズを長期間装用されていた方に多い傾向があります。その場合でも手術前の度数まで戻ることはまずありませんが、もし近視の戻りの程度が強い場合、あるいは低矯正・過矯正の場合は角膜の厚みが十分に残っていれば再手術可能です。
また、最近ではスマートフォンに代表されるように、IT器機の、過去に例が無いほどの長時間使用が一般的となっております。そのため、「スマホ老眼」とも呼ばれる成人での近視進行が劇的に増加しています。当グループでは、こうした生活習慣による近視治療後の近視の再発を防ぐための全身的治療に力を入れておりますので、近視の再発が心配な方は当グループの「アレルギー科」へお気軽にご相談ください。
もちろん、当グループ以外で手術を受けた方も遠慮なくご相談いただければ幸いです!
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